物流最前線 [クライアント事例紹介] 
課題を解決したクライアント企業が自ら語る、物流改革の舞台裏とは?

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化粧品をクリニックに直接販売 
物流・受注に加え決済・与信業務をすべてアウトソーシング 
ロート製薬株式会社 様


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  • (前へ) これまでは営業担当者が経理を兼務し督促まで担当
  • (次へ) 担当者を営業に専念させて事業の飛躍を期す

Chapter-05.おまとめ 
将来をにらみ決済・与信業務の外部委託を決断 
委託先は柔軟な対応をしたヤマトフィナンシャルに

オペレーションにも絡むこうした課題は、ロートとYLCが定期的に開催している物流の月例会でも話題に上るようになった。2009年7月のミーティングでロート側の悩みを知ったYLCの担当者は、この情報をヤマトグループで決済事業を手がけているヤマトフィナンシャル(YFC)の担当者に伝えた。
早速、YFCの担当者がロートの和田マネージャーに接触し、ヒアリングを実施。その約1カ月後にはYFCが決済業務の代行に関する正式な提案書を提出した。
それは、ロートのスキンケアグループの決済業務を、督促まで含めてヤマトグループが全面的に肩代わりする大胆な内容だった。しかも、人件費を考慮すれば、決済業務にかかわるコストも削減できるという提案だ。
この提案を受けた和田マネージャーは即断できなかったという。「本当にこんなことをして大丈夫なのか。周囲に相談しても心配する意見が少なくなかった。だが事業の5年、10年先を考えると、このままの体制で取扱件数が増えていけば業務は回らなくなってしまう。決断するなら、まだ事業規模がさほど大きくない今しかないと思った」。和田マネージャーはこう述懐する。
もちろん決定には慎重を期し、同様のサービスを提供できそうな金融機関などにも声をかけた。しかし、新たに寄せられた提案は、決済代行はできるが督促業務まではできない、顧客から寄せられる個別の問い合わせには対応できない、といった内容ばかり。決済業務を全面的にアウトソーシングすることで営業担当者が本業に専念できる体制を作りたいという、ロートの要望に応えたものではなかった。
その点、YFCの対応は柔軟だった。督促業務をこなすために顧客の与信管理までアウトソーシングしたいとロートが要望すると、そこまで踏み込むことさえいとわなかった。
結局、2010年4月末にロートは、決済業務を外部委託するパートナーとしてYFCを選んだ。与信管理※まで委託できることに加え、既に物流や受注業務をヤマトグループに委託していたことから、決済業務まで含めた一元的なデータベースを構築するというメリットも見込めたからだ。

※決済・督促・与信管理業務は、ヤマトクレジットファイナンスが行ってます。

顧客の利便性を高めるコンビニ決済

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さらに、従来の銀行振込や郵便振替に加え、コンビニ決済も可能になるというメリットも、YFCを選択する決め手の1つとなった。決済業務をYFCに委託すると、顧客である医療機関に対して、ロートの口座に振り込んでもらっていた代金を、新たに指定するYFCの口座に振り込むように変更してもらうようお願いしなければならない。しかし、この変更は、あくまでロートの都合で行うもの。顧客にも、何らかのメリットを確保しなければ、ソッポを向かれないとも限らない。
顧客に対するアピールポイントの1つがコンビニ決済だった。これまで、代金の振り込みが遅れる理由として、地域によっては近くに銀行がないとか、忙しくて銀行の営業時間に行くのが難しいといった声も少なくなかった。
こうした医療機関に対しては、コンビニエンスストアで決済できるようになることが、新しい仕組みへの移行を了承してもらう材料になると、ロートは判断した。


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クライアント事例紹介

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