物流最前線 [クライアント事例紹介] 
課題を解決したクライアント企業が自ら語る、物流改革の舞台裏とは?

PDFで印刷(全ページ)

什器から実現した、グローバルでのブランド統一 
中国で一括調達した什器を上海の「物流園区」から出荷することで、コストダウンと品質確保を両立 
株式会社アシックス 様 
(取材・編集 日経BPコンサルティング)


  • 00
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 05
  • 06
  • (前へ) 什器の輸送で多発した破損事故
  • (次へ) ブランドイメージの浸透を実感

Chapter-05. 
物流園区の活用で得られた、様々なメリット 
2009年の春、什器物流のパートナーをYLCに

物流園区を使えば、園区に入れた時点でアシックスに名義を移すことが可能になる。そうすれば、世界各国の販社とサプライヤーが個別に契約することに伴う手間を、すべてアシックスが肩代わりすることができる。販社の手間を省くことができるうえ、什器調達のサプライチェーンの一元管理につながる。さらには、中国の税制である「増値税」の優遇措置を受けられることでサプライヤーのキャッシュフローが改善され、ひいては買い手のメリットにもつながる。
アシックスは、物流園区の活用で既に実績を積んでいたYLCの提案を直ちに検討し始める。これを機に両社は頻繁に情報交換をするようになっていった。

Photo

上海の保税区、物流園区

包括的な什器物流の枠組みを提案

ヤマトロジスティクス(YLC)はその後、独自開発の情報システムなどを使った包括的な什器物流の枠組みをアシックスに提案した。Webを使った受発注システムを多言語対応にした「GL-SAS」と、倉庫管理システム「GLCAT」、そして国際輸送追跡システムの「WWTS」を組み合わせて、受注から店舗配送まで什器調達のサプライチェーン全体を高度化できる仕組みだった。
アシックスが頭を痛めていた什器の輸送事故についても、YLCは積極的に知恵を出す。YLCの担当者がサプライヤーに出向き、アシックスの什器担当者を加えた3者で協力しながら改善を重ねた。
例えば、雑多なサイズの貨物に対応できる硬質段ボール「トライウォール」を使った梱包の採用といった改善の成果は、新しいやり方で什器を実際に発送してみて、破損事故がほとんど起こらなくなったことで証明された。

物流園区の活用から全体のシステム構築まで含む包括的な提案、さらにはサプライヤーの懐に飛び込んで改善に取り組む担当者の熱意、グローバルに対応できるヤマトグループの総合力、そして仕組み全体を運用するマネジメント力。こうした点を高く評価したアシックスは、2009年の春に什器物流のパートナーをYLCに決定。翌2010年1月に正式に契約を交わした。


  • 00
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 05
  • 06
  • (前へ) 什器の輸送で多発した破損事故
  • (次へ) ブランドイメージの浸透を実感
  • お電話でのご相談・お問い合わせは 0120-17-8010 まで
  • ご相談・お問い合わせ登録フォームはこちら
  • お電話・メールによるお問い合わせは、ソリューション・ラボがお受けします!

クライアント事例紹介

東芝自動機器システムサービス株式会社 様
オムロン株式会社 様
株式会社東急ハンズ 様
株式会社鶴見製作所 様 米子工場
日興ビジネスシステムズ株式会社 様
株式会社サイゼリヤ 様
全日本空輸株式会社 様
国分グローサーズチェーン株式会社 様
ロート製薬株式会社 様
株式会社アシックス 様
Page Top へ

ヤマトグループについて

ヤマトグループは、全国に宅急便ネットワークを展開するヤマト運輸(株)、データセンターを含む様々なITソリューションを開発・運用するヤマトシステム開発(株)、宅急便では運べない家電・家財や機械を運搬・セッティングするヤマトホームコンビニエンス(株)、国内外の物流アウトソーシングを強みとするヤマトロジスティクス(株)、決済サービスをご提供するヤマトフィナンシャル(株)など、「情報と物流と決済」にまたがるグループ企業の強みを集約することで、クライアント企業が抱える課題を全体最適の視点で解決するソリューション提供に取り組んでいます。

お電話でのご相談・お問い合わせは 0120-17-8010 まで 
受付時間: 9:00~18:00(土・日・祝日を除く)

このWebサイトからの
ご相談・お問い合わせはこちらから