物流最前線 [クライアント事例紹介] 
課題を解決したクライアント企業が自ら語る、物流改革の舞台裏とは?

PDFで印刷(全ページ)

什器から実現した、グローバルでのブランド統一 
中国で一括調達した什器を上海の「物流園区」から出荷することで、コストダウンと品質確保を両立 
株式会社アシックス 様 
(取材・編集 日経BPコンサルティング)


  • 00
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 05
  • 06
  • (前へ) 物流園区の活用で得られた、様々なメリット

Chapter-06. 
ブランドイメージの浸透を実感 
2010年11月から新たな什器調達の仕組みが本格稼働

Photo

株式会社アシックス
マーケティング部
リテール マーケティングチーム
マネジャー 玉井史朗 氏 (写真左)

馬越友紀 氏 (写真右)

その後の準備期間を経て、2010年11月からアシックスの新たな什器調達の仕組みが本格稼働した。使いやすいシステムの導入で、従来は欠かせなかった販社の専属オペレーターは不要になった。Webで24時間いつでも注文を出せることも、日本の本社とは時差のある、世界各国の販社にとっては大きなメリットだ。現地の担当者は「GL-SAS」に注文を入力した時点で、什器の値段、おおよその輸送費、着荷予定日の情報を瞬時に得られる。あとは待つだけでいい。

日本の本社に一元化された什器調達の管理業務も様変わりした。従来は世界4極に什器の調達担当者がいて、それぞれとメールでやり取りしながら作業の進捗を管理しなければならず、手間がかかるばかりか、時差の関係で重要なメールの返信が遅れ、着荷までのリードタイムが1日延びてしまうことも珍しくなかった。
新システムの稼働後は、什器のオペレーションを管理する担当者が日本の本社に1人いるだけで対応可能となった。この業務を任されているマーケティング部リテールマーケティングチームの馬越友紀氏は、「クリック1つで発注から輸送に至るまでの流れが進んでいく。作業量が格段に減り、正確に業務をこなせるようになった。業務時間を従来の半分以下にできるかもしれない」と期待する。

こうして全世界で什器を統一した効果は、早くも末端の店舗で見え始めている。「海外からの来店客にアシックスのブランドイメージが浸透しているのを以前より実感できる」とアシックスストア東京(東京・銀座)の原田裕子店長。さらに新しい什器は、以前のものよりも商品が見やすく改善されており、買い物客からの評判も良いそうだ。
新たな管理体制に移行してから、什器の破損や納期遅れはほとんど発生していない。日本で行っているのと同じレベルでマネジメントできるようになったことを中国現法の関係者も驚いているのだという。今後は物流園区のさらなる活用も含めてノウハウを蓄積しながら、取扱物量を増やしていきたいと玉井マネジャーは考えている。

(掲載内容は取材時のものです。部署名及び役職名は、現在のものと異なる場合があります)


  • 00
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 05
  • 06
  • (前へ) 物流園区の活用で得られた、様々なメリット
  • お電話でのご相談・お問い合わせは 0120-17-8010 まで
  • ご相談・お問い合わせ登録フォームはこちら
  • お電話・メールによるお問い合わせは、ソリューション・ラボがお受けします!

クライアント事例紹介

東芝自動機器システムサービス株式会社 様
オムロン株式会社 様
株式会社東急ハンズ 様
株式会社鶴見製作所 様 米子工場
日興ビジネスシステムズ株式会社 様
株式会社サイゼリヤ 様
全日本空輸株式会社 様
国分グローサーズチェーン株式会社 様
ロート製薬株式会社 様
株式会社アシックス 様
Page Top へ

ヤマトグループについて

ヤマトグループは、全国に宅急便ネットワークを展開するヤマト運輸(株)、データセンターを含む様々なITソリューションを開発・運用するヤマトシステム開発(株)、宅急便では運べない家電・家財や機械を運搬・セッティングするヤマトホームコンビニエンス(株)、国内外の物流アウトソーシングを強みとするヤマトロジスティクス(株)、決済サービスをご提供するヤマトフィナンシャル(株)など、「情報と物流と決済」にまたがるグループ企業の強みを集約することで、クライアント企業が抱える課題を全体最適の視点で解決するソリューション提供に取り組んでいます。

お電話でのご相談・お問い合わせは 0120-17-8010 まで 
受付時間: 9:00~18:00(土・日・祝日を除く)

このWebサイトからの
ご相談・お問い合わせはこちらから