最前線導入レポート:株式会社鶴見製作所 様 米子工場

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株式会社鶴見製作所 米子工場
クライアント企業が自ら語る。 
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調達・販売にかかる業務負荷、コスト、リードタイムを大幅に削減。
「ものづくり」に専念できる仕組みができた

製造・販売特化を流通機能の代行と流通の効率化で支援する

ポンプ製造で90年以上の歴史を持つ株式会社鶴見製作所様の米子工場は、機場用大型ポンプ、液封式真空ポンプなどを製造する国内の重要な生産拠点である。

近年、鶴見製作所では、調達・販売で、海外との取引が順調に拡大する一方、物流と情報管理など、製造以外の業務負担やコストの増加が悩みの種となっていた。

そこで、ヤマトグループのグローバル調達・販売支援ソリューションを活用し、製造業務以外の業務負担とコストを圧縮することに成功した。その事例をご紹介する。

改善前/改善後(イメージ図)


【課題】 
情報管理が難しく生産計画に影響し、コストとリードタイムもかかる調達。販売にかかる出荷時の業務負担の増大

ソリューションのご紹介 
グローバル調達・販売支援ソリューション 
「バリュー・ネットワーキング」構想が中堅メーカー・商社向けに国際競争に勝つ調達・販売環境を構築支援 
海外との調達・販売の業務プロセスを再設計し、リードタイム、業務負担、コストを大幅に削減する
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・調達における課題

従来、海外からの調達は、サプライヤー側が輸送手配や手続きを行い、国ごとに輸送業務を委託される事業者が異なっていた。

そのため、調達品がいつ届くのかを把握するために、サプライヤーや各物流事業者に頻繁な確認を行わなければならず、大きな業務負担となっていた。

それでも工場に到着するまでのリードタイムが明確ではないことが多く、製造部門が生産計画を立てるうえで不満となっていた。

また、日本に到着する調達品は、従来、阪神港で受け取ってから、米子工場まで陸上輸送を行い、工場到着後に開梱を行っていた。

このフローでは、阪神港から米子までの国内輸送と工場での開梱作業にリードタイムとコストがかかるという課題があった。

・販売における課題

従来、海外への販売では、製品へのアクセサリーの取り付け、輸出用梱包といった出荷準備や、トラックでの陸送、コンテナへの積み込み、通関手続き、船便などの納品先までの物流手配をすべて鶴見製作所米子工場で対応していた。

これら出荷作業や輸送手配は製造部門が担当しており、本業であるものづくりではない部分の業務負荷が大きかった。


【ソリューション】 
グローバル調達・販売支援ソリューションを使い、リードタイムの明確化と輸送ルートの最適化を実現

鶴見製作所は、課題解決の手段としてヤマトグループが提供するグローバル調達・販売支援ソリューションに着目した。

・グローバル調達支援ソリューション

調達では、輸送状況情報をヤマトグループが全体の窓口を務めて一括管理し、さらに、多機能流通拠点「山陰流通トリニティーセンター」を組み合わせ、従来のサプライヤー主導の調達物流から、輸送手配、通関、開梱、仕分け、工場への入庫まで、鶴見製作所がより把握・コントロールしやすい調達側主導の調達物流へと変えた。

また一例として、調達物流の最適化提案・運営機能により、日本有数の規模である阪神港利用に囚われず、工場に最も近い点を評価して、日本海側の鳥取県境港に中国からの調達品を荷揚げし、最短の陸上輸送で運び込むといった、スピードとコスト重視のルートに切り替えた。

・グローバル販売支援ソリューション

販売出荷では、ヤマトグループの物流の最適化提案・運営機能や多機能物流拠点「山陰流通トリニティーセンター」を利用し、従来は製造部門が行っていたアクセサリーの取り付けや輸出用梱包といった出荷準備作業、輸出手続き・積み込みなどの輸出作業を委託した。

製造部門から製造以外の業務を切り離しながら、専門業者の設備・ノウハウを活用して、スムーズな出荷フローを確立した。


【メリット】 
リードタイム把握で業務負担とコストを削減しながら、生産計画の立案・運営をよりスムーズにし、ものづくりへの集中を実現

・調達におけるメリット

輸送状況やリードタイムが正確に把握できることで、調達に関する業務負担と管理業務費用などのコストを削減した。

さらに生産計画への立案・遂行が非常にスムーズになった。

また、調達側にとって最適な調達物流の設計と運営によって、リードタイムと調達物流コストを削減した。

さらに、製造部門が、調達品の開梱やその廃材の処理などの業務負荷から解放され、本来の業務である製造に専念できるようになった。

・販売におけるメリット

アクセサリーの取り付けや輸出用梱包といった出荷準備作業、輸出手続き・積み込みなどの輸出作業を、必要な時に、必要な分だけ利用可能な形で委託し、製造部門の業務負担を減らした。

また、専用の設備などが不要となりコストも削減できた。

さらに、必要に応じて利用することで、販売に関する流通管理費を固定費から変動費へ移行することができた。


【まとめ】 
サプライヤーへの引き取りから調達側への入庫まで、全面的な調達主導の物流へ

鶴見製作所米子工場では、調達側主導の調達物流の第1フェーズとして、サプライヤーの最寄港までをサプライヤー側の手配とし、その後の海上輸送、トラックでの陸送、通関、鶴見製作所米子工場への納品を鶴見製作所から委託を受けたヤマトグループがコーディネート・管理する形とした。

現在は、第2フェーズに進み、サプライヤーの工場から部品を直接引き取る形に進化している。

第2フェーズの全面的な調達側主導の調達物流によって、さらに正確な納期管理と部品調達コストの低減を目指している。

こうした将来に向けた取り組みをステップ・バイ・ステップで確認しながら実施していくことも変化の激しいグローバル調達・販売の体制づくりには必要である。

ヤマトグループが推進するバリュー・ネットワーキング構想が、グローバル調達・販売において、工業製品メーカーのものづくりへの特化、業務の効率化に大きく寄与している。


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