物流最前線 [クライアント事例紹介] 
課題を解決したクライアント企業が自ら語る、物流改革の舞台裏とは?

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ものづくりに専念できる仕組みを実現し、グローバル競争力を強化する 
調達・販売にかかる管理コストを大幅に削減 
株式会社鶴見製作所 様 米子工場


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Chapter-01. 
競合企業と激化する価格競争 
海外調達・販売に伴う業務負担とコストを削減する

生産拠点や調達先、販売先のグローバル化に伴い、コストだけでなく、部品の輸入に伴う輸送の手配や通関手続など、ものづくり以外の業務負担の増大が本業である製造に大きな影響を与えており、工業製品メーカーは輸出入業務の増加への対応を迫られている。
鶴見製作所米子工場は機場用大型ポンプ、液封式真空ポンプなどを製造する重要な国内生産拠点であり、海外からの調達、海外への出荷も行っているが、2012年からヤマトグループのヤマトパッキングサービス(YPC)と協力して改革を進め、コストと輸出入に関わる業務負担を大幅に削減した。

鶴見製作所米子工場が、海外調達の拡大を図ったのは2005年。競合企業との競争激化により、コストダウンを余儀なくされ、低価格の部材・部品を取り入れる必要があり、標準的な部品の海外調達への切り替えを決めた。上海、台湾に自社工場があり、ソウルには販売事務所があったため、それら現地法人を通じて、サプライヤーを探し、海外調達を始めたが、物流の面で新たな問題が生じた。

調達した部品はサプライヤーが手配し、サプライヤーの工場から日本の港に向けて輸送され、日本の港からは鶴見製作所米子工場の調達部が手配をして自社工場まで輸送する分担となっており、下記のような一連の業務を行う必要があった。

  1. 船会社から日本の港への到着通知をもらう
  2. 物流業者に荷受・通関手続きの代行を依頼
  3. トラックを手配、米子工場に陸送
  4. 米子工場で、輸出用梱包されている荷を開梱
  5. 荷の中味を検査
  6. 開梱時に出る梱包材の廃棄を手配

本来、ポンプ製造に専念した業務を行いたいが、海外調達を行うには、このような製造以外の業務に、時間とコストがかかっていた。
米子工場からの海外への販売(出荷)についても、同様の手続きが必要であり、こうした業務負担をいかに減らしていくかということが課題となっていた。

しかも、米子工場のビジネスが順調に伸びるにしたがって、調達量は年々増加し、それに伴い物流にかかる手間とコストも増加していき、この問題の解決は切実なものとなっていった。


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