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血液や尿などの検体を管理するトレースサービス。試験管1本の取り扱い履歴まで把握 
2012年5月 新ソリューション


どこにどんな検体が保管されているか、「見える化」で研究者をサポート

ヤマトグループでICTソリューションを提供するヤマトシステム開発(東京都江東区、YSD)は、医療機関や研究機関向けに「バイオセキュリティトレースサービス」の提供を開始した。同社は宅急便の荷物追跡技術を活用してサプライチェーン全体のモノの流れを「見える化」するソリューションも提供しており、このシステムを応用したクラウド方式のサービス「社内便追跡ASP」なども提供している。「バイオセキュリティトレースサービス」はこの技術をベースに、病原体などの検体の種類や使用状況、保管状態などを「見える化」するソリューションだ。

病原体や人の血液、尿などの検体は、移動時はもちろん保管時にも厳しい管理が必要だ。特に取り扱う検体が危険な菌の場合は、事故を防止するだけでなく、盗難などに備えるためによりいっそう厳重な管理が求められる。

また、大規模な研究機関では、検体数が増えて置き場所に困ったり、検体の中身が分からなくなり破棄できなくなったりする問題を抱えているところも少なくない。さらに、1本数万円の高額なゲノム研究用検体を使用しているため、検体管理専用の職員を雇っている研究機関もあるという。

こうした問題が起こるのは、多くの研究機関が検体管理を手作業で行っているからだ。「バイオセキュリティトレースサービス」は、人の手を介さずにITで検体を管理することで、これらの問題を一気に解決する。

サービス内容は、「試験管トレース」「フリーザーロック」「温度維持機能付きセキュリティ通い箱」の3つ。「試験管トレース」は、保存容器にICタグやバーコードを貼付して管理するもので、保存容器が保管、培養、分与、廃棄など、どの工程にあるかをトレースし、作業履歴を記録する。「フリーザーロック」は、検体を保管するフリーザーにICキーを取り付け、いつ誰がフリーザーを開けたかを記録する。外部施設との検体のやり取りに使う「温度維持機能付きセキュリティ通い箱」は、箱内の温度履歴、いつどこで誰が箱を開けたかをトレースでき、GPS(全地球測位システム)による位置検索も可能だ。管理者は、こうした情報をパソコンで閲覧できるため、検体の「見える化」を容易に実現できる。

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料金は、「試験管トレース」が200万円から、「フリーザーロック」が40万円から、「温度維持機能付きセキュリティ通い箱」が初期設定料2万円、月額利用料1万円から。3サービスのうち必要なものだけを利用することも可能だ。

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(掲載内容は、2012年5月現在の情報です)

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